このコースはハイキングとしては手頃で、かつ、交通の便も良いため、お年寄りから若者、家族づれ等様々な人たちと出会います。高校生たちは部活動でしょうか、「こんにちは」と声をかけながら走っていきます。元旦の初日の出を拝む人たちも谷津山の古墳跡の広場に集まります。
静鉄電車で長沼駅で下車し、愛宕霊園の方角に15分ほど歩けば登り口に出ます。あるいは車で来る場合は愛宕霊園の駐車場が広いので、そこに止めるとよいでしょう。①の登り口は愛宕神社までずっと階段になっています。②の登り口は北街道沿いから上る道です。②からの登り口は階段ではなく山歩きの道なので、私はこちらが好きです。どちらからでも愛宕神社に向かいます。
③の幸運石のあるところを曲がっていきます。この幸運石のところを更に上に行くと愛宕神社になります。幸運石はなでることで幸運が得られるというので、ここを通るときはいつもこの石をなでて行きます。愛宕神社は徳川家康が駿府城の鬼門除けとして1585年に創建されたといわれています。
⑤の休憩所には③の幸運石から約20分程度で到着します。ここを更に進むと⑥のわんぱく砦になります。ちょっとした遊具があります。
ピクニック広場はこのハイキングコースのちょうど真ん中に位置します。このピクニック広場を越えてしばらく行くと富士山がきれいに見える場所に着きます。上り階段の中腹当たりなので、立ち止まって後ろを振り返ると⑧のように見えます。横に富士山が見えますと看板があるので、見過ごさないようにしましょう。
⑨の谷津山古墳は、古墳時代前期(4世紀)に築かれた県内最大級の前方後円墳だそうです。その隣に⑩の古墳の森公園があって、レベル2のアイキャッチ画像の初日の出は、この場所で撮影したものです。
帰り道の途中の灌木の中にかわいらしい応援メッセージがあります。ここを通ると、つい、微笑んでしまいます。
清水寺は千手観音菩薩を本尊とする、真言宗の寺院です。この清水寺から静鉄電車の音羽町駅は歩いてすです。
ここまでのコースで約1時間~1時間半です。だから往復しても3時間程度で済みます。足が大丈夫ならば往復してみてはいかがでしょうか。