~ ペーパークラフトから木製模型へ ~
横浜港で「飛鳥Ⅱ」を見て、その大きさと美しさに驚き、木製模型を作りたくなりました。
木製ということで完成後の充実感は格別でしたが、船体をやすりで削り、ペーパーをかけ、塗装するのが大変でした。作品はウッデイジョーの木製模型キット「飛鳥Ⅱ(1/350)」です。
完成後、お礼のつもりでウッデイジョーに写真と感想を送付したら会員冊子に掲載してくれました。

〇ウッディジョーの木製模型「飛鳥Ⅱ」(350/1)を制作
〇 2011年12月から作り始め、5か月を要し翌年の4月に完成した。
〇 船体をやすりで削りながら調整するので、丸みを出すのが大変だった。
〇 塗装は下塗り後、3回から4回重ね塗りをしているが何度も失敗した。
〇 大きさがわかるように新聞を置いてみた。(船体長さ約70㎝)
・ 飛鳥Ⅱの総トン数50,142トン、全長240m、乗客872人、船籍日本、所属郵船クルーズである。 (平成27年12月現在の数値)
・ 日本客船3隻の中で最も大きな船である。
・ 現在は、最上階12階に露天風呂を新設している。

〇 ほとんど木製であるが、バルコニーなどには金属が使われている。
〇 細かいところまでこだわって作られているので見ていて飽きない。
〇 キットはレーザーカットなので正確に組み立てられる。

横浜大桟橋を夕刻に優雅に出港する飛鳥Ⅱ

〇 2016年7月9日に横浜港大桟橋を出港する飛鳥Ⅱである。
〇 模型の船首と比べてほしい。
〇 いつ見ても出港場面は美しい。
〇 写真は本人撮影である。

〇 中央の緑の部分はテニスコートであるが現在は露天風呂になっている。
〇 煙突の下(12階)に大浴場があり、日本船ならではの設備である。
〇 英国籍のダイヤモンド・プリンセスも日本で造船されたので大浴場を持っている。

12階スカイデッキから11階リドデッキを見下ろし撮影

〇 シーホースプールがある11階のリドデッキである。
〇 2017年6月2日に本人が撮影した。

2隻目の「飛鳥Ⅱ(350/1)」を制作
〇 2年後にあまりに見事なので、もう一隻ほしくなり同じキットを購入した。
〇 2018年10月に2隻目の制作を開始し、4か月かけて完成した。
〇 2隻並べて見ているとロマンを感じ、ストレス解消になる。
〇 日本船はあと2隻(にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす)あるので静岡のメーカーに客船キットを発売してほしいと思っている。

〇 塗装の際、色分けをするためのマスキングテープ貼りがとても大変であった。
〇 救命ボートが両舷に5隻ずつあり、すべて角木を削って丸みを出すのに苦労した。

2017年1月15日午前8時 清水港入港中 本人撮影