ブドウ作りの切っ掛けは、10年ほど前に妻が鉢植えの観賞用ブドウを購入し見て楽しんだ後、庭にタタミ1畳ほどの粗末な棚を作り移植したことから始まる。 
 「一畳ぶどう園」と称し、施肥、摘果、袋掛けなど丹精込めて育て、毎年、数十の房を収穫する。品種は不明であるが中粒で甘みは充分、皮が厚く、種があるのが自慢のブドウである。なお妻の実家は山梨市の桃・ブドウ農家であったが、両親は既に他界し、出来映え点数を聞けないのが残念である。 
 その後、自宅裏の本家畑を借用し、柿、イチジク、ブルーベリーなどの果樹を植え、また少々の野菜も育てている。ただし上等な果物、野菜が出来ている訳はなく、草取りに追われているのが実態である。 田中保幸

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