![](https://createroom.net/wp-content/uploads/2023/03/shovelcar.jpg)
使用部品一覧
![](https://createroom.net/wp-content/uploads/2023/03/5ea439c9a906c071a0a71bee56b8850a.png)
![](https://createroom.net/wp-content/uploads/2023/03/ed328a728f32ea702395c874d5ecba3c.png)
273円
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その他の部品
工作用紙 100円
シリコンチューブ 内径・外径(3・5mm)1m500円
結束バンド100本 98円
M3ボルト、ナット類
M3用スペーサ(なくてもよい)
少量での購入がなかなかできないので、結局2000円くらいかかってしまった。多人数で製作したり、ユニバーサルプレートは使用しないで段ボールを使ったりすれば安くなりますが、左右の位置合わせと動きの調整が面倒になります。
ショベル部の製作
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ショベルは工作用紙を使用しました。方眼になっている裏(表?)面はだいだいの色がついています。
1 展開図通りにカットします。
2 組み立てる前に橙色の面にリンク腕を取り付けます。組み立ててからだと取り付けにくいからです。
3 リンク腕は20mm幅のスペーサを入れて固定しておきます。なくてもよいのですが、剛性を高めるためのものです。
4 ボルトはM3×8で裏面には緩まないように平座金と歯付き座金を付けてナットで固定しています。この程度のものならば一般的にナットだけでも十分です。
5 ショベルの形になるように形を作り、のり代にボンド等で貼り付けて完成です。
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シリンダー部の製作
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1 注入口にシリコンチューブを差し込みます。
2 M3ボルトを差し込むための結束バンドを輪にして一緒に締め付けます。取れては困るのでしっかり締め付けましょう。
3 できれば、ボンドで固定しておくとよいでしょう。
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1 シリコンチューブは30cm、20cm、15cmの3本を用意し、全てに水を入れておきます。ここではカラフルに黄、赤、緑の水彩絵の具で色を付けた水を入れました。
2 結束バンドを付けたシリンダの反対側には3mmの穴をあけてあります。ボルトを通すための穴です。
アーム部、胴体部板の加工
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ユニバーサルプレートを線に沿って切り出します。●部はボルトでシリンジを止める部分です。×部は右図にあるように左右の板を止めておくための場所です。板の加工線や×部は多少ずれても、●部の邪魔にならなければ大丈夫です。
胴体の内幅は27mmなので、20mmのねじ切りスペーサと7mmのスペーサで固定しています。
第1アームの内幅は20mmなので、20mmのねじ切りスペーサで固定しています。
第2アームの内幅は13mmなので、10mmのねじ切りスペーサと3mmのスペーサで固定しています。
組み立て
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油圧のパワーってすごいね!
ショベルカーの各アームはてこの原理で動いているのだけれど、ショベルで土を掘る作用点の動きは大きく、それを動かす力点の動きは小さい。つまり、支点からの力点までの距離は、支点から作用点までの距離に比べてとても小さい。
だから、力点に加える力は、掘るために必要な力(作用点での力)の何倍もの力を力点に与えなえればならないことになる。
その力を与えているのが油圧シリンダです。
油圧シリンダはパスカルの原理で学んだ流体力学で、小さな断面に与えた油圧の力が、大きな力となってピストンを動かす装置です。
わかっていても、油圧の力ってすごいなと思いますね。 平井重臣
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